一辺64mm 高15mm
Web Shopで久しぶりに練り上げ豆皿を紹介します。この前は二年前の一月下旬で『鬼』という模様の豆皿でした。節分の豆まきが間近だったので「この時季に鬼の豆皿」という連想で憶えています。
豆皿はハラダさんが製作を始めたごく初期から作り続けているアイテムですが、数年前からその印象がガラリと変わりました。以前は掌品の呼び方が似合いそうな、色も柄もおとなしやかで可愛いものが多かったのですが、最近の豆皿は前衛的というか攻撃的というか、全アイテムの中で最もとんがった色柄が出現する剣呑な地帯になりました。それも、この小さい中によくもまあ……と感心するほど凝ったパターンが何種類も投入されていて、密度の濃い味が特長です。
『田んぼにカラス』で思い出すのは、それが絵柄になった石黒宗麿の絵唐津大皿です。渋谷区松濤美術館で開催された回顧展でその実物を見ました。大胆な絵付けが印象的で、宗麿は何を手掛けても洒落ています。この豆皿は、パスタ皿『干し柿』に続いて宗麿オマージュでしょうか?今回はぜんぜん似ていませんが。今度、ハラダさんに確かめてみます。