長辺163mm 短辺108mm 高24mm
ウェブショップ草堂ではおなじみというか定番というか、登場回数が比較的多い兎の分銅皿ですが、手作りのものがそんなに多数あるわけでなく、まして手間のかかる糸切り成形に絵柄をみっちり描き込む浜野さんの仕事振りからして、恒常的に供給が需要が追いつかない事態になっております。毎度ですが、恨みっこなしの速いもの勝ちでお願いします。
今回の二枚はいずれも呉須の発色が強く、黒呉須というほどでありませんが黒っぽく上がっています。この窯のときはみんなこのような上がりだったそうです。明るいあざやかなコバルトブルーを好む向きもありますが、沈んだ発色のものは渋みがあり、力強い野趣が感じられてまたいいものです。
ふつうに食器として考えると使いかたが限られる大きさですが、そこは工夫次第でおたのしみください。