浜野まゆみ 白土型紙摺卯ノ花紋蓋碗 二客

直径72mm 高78mm
茶碗の胴と蓋裏に型紙で摺った卯ノ花紋様が入っています。陽刻と型紙摺は、作品を並べても見分けがつかないほど似ていますが、制作の工程は大いに違います。陽刻は柔らかい状態の生素地を型に当てて紋様を入れます(制作過程のかなり早い段階で行なわれます)。対して型紙摺は後の方、というのは磁器の製造方法は陶器のそれとやや違って、ろくろ成形したあとカンナ(鉤状の金具、大工道具ではない)で削って整形する手順があります(陶器も高台を削り出しますが、磁器は胴周りや見込みも)。その後に素焼きするので、すっかり硬く締まっています。そこに型紙を当て泥漿を摺り込みます。僕も浜野さんの作品を通じて白土型紙摺を勉強したのですが、制作工程の違いで加飾方法も変わってくる。言われてみればそうだろうなと思うけど、ぜんぶ先人の知恵ですね。感謝したいと思います、それで商売してるんだから。白い磁器の素地に白土を型紙摺りする、浜野さんが取り組みそうな技法だ……、と最初に見たときは思ったけれど350年前に思いついた人がいるんだなあ。
販売価格 39,600円(税3,600円)

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関口幸治

店長の関口です。 Web Shop草堂は浜野まゆみ(磁器)、ハラダマホ(練り上げ)、イシバシミキコ(絵ハガキ、手ぬぐい)、石畑哲雄(漆器)、シマムラヒカリ(象嵌)など個性的で魅力ある作品を紹介しています。どうぞ、ご覧ください!