217mm×105mm 高17mm
この長皿に作者が『ブルーハワイ』と命名したのはエルヴィス・プレスリーのほうでなく、青いシロップのかき氷の連想から、とのことです。前回も書いたけれど。
上野広小路の交差点近くの高橋耳鼻咽喉科病院へ行った帰りに、春日通り沿いのパーラーでブルーハワイのかき氷を初めて食べました。小学校5年生の夏のことです。その数日後に扁桃腺とアデノイドの除去施術を受けました、そして二泊三日の入院をしました。お見舞いに来た叔母さんに星新一の『きまぐれロボット』の絵本(イラスト和田誠)をもらいました。何処かに取ってあるはず。高橋病院には都会の中の病院とは思えぬほど巨木が何本も立つ、大きな中庭がありました。戦前は財閥か旧貴族の邸宅だったのでしょうか?夜でも周囲が明るいので、アブラゼミが深夜までわんわん鳴いていました。病室は畳敷きで、ベッドでなく布団で寝ます。小津の『東京の合唱(コーラス)』に同じ病室の風景が出てきて、懐かしい思いで見ました(入院した子役は高峰秀子)。高橋病院はその数十年後に解体されて、跡地にサンヨー電気の本社ビルが建ちました。そのサンヨー電気も企業自体が今はなくなってしまいました。現在はどうなっているのかな?遠い夏の思い出でした。