長辺163mm 短辺108mm 高24m
およそ7年前にこの分銅皿を初めて見たとき「初っ端からずいぶん完成度の高いものを作るものだ!」と感心しましたが、作者自身は納得したものが中々できないという思いを長年持ち続けていたそうです。うつわの形も絵柄も凝りに凝っているので制作上いろいろな苦労や困難もあるのでしょう。
同じアイテムを長いこと作っていると特別な思い入れがそこに生まれるようです。「次に作るときはこうしてみたら……」とアイデアが湧き、すぐにでもそれを試さずにいられない。楽しくもあり苦しくもあり。
初期から作っている桃皿も最初から良い出来だったけど、今はもっと良くなっている。分銅皿も同じように進化していくと思います。しかしこれにまだ先があるのか?それが見えているのは作者だけでしょう……。