口径82mm 高64mm
ハラダさんの練り上げのうつわは、さまざまな名前が付いていますが、生物名がそのまま付いたのは珍しいと思います。はっきりと形が判っているものの名前を拝借すると「そういうふうに見える、見えない」と言われてしまうので、その意味で避けていたのでしょうか?
しかし、今回のカップは誰でも知っている『メダカ』ですから、逃れようがありません。
ちなみにハラダさんに電話で聞いたら「いやぁ、メダカだと思って……」と、まことに簡潔、且つどうにでも取れる回答を得ました。
全体に大柄なパターンの連続で、こういう柄はウラオモテが一体化して、ぐるっと視線が一巡します。
補色どうしの色合わせですが、きつい感じがしません。適度にメリハリが効いた印象です。