一辺245mm 高35mm
四角い大皿は今まで『タイル』柄が多かったのですが、久しぶりに別のパターンが出ました。この大皿は初めて見た時から好きで、実は個人的に一枚所蔵しています(ちなみに、タイル柄の皿は『スクエアプレート』という名称で、成形型が違います。特に、縁のかたちが違うそうです、作者に確認しました)。
いろいろあるハラダマホの練り上げの中では、真面目というか、スクエアというか(真四角なだけに)、面白味がない、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、よく見ると練り上げ独特の線の並びが面白く、しかもタテヨコ合計25個の桝目がぜんぶ違う柄なので、目で追っていて飽きません。
家庭の食卓に上ると、このくらいおとなしい模様の練り上げのうつわでも結構インパクトがあります。
素材が磁器なので、高いところから落としたり硬いものにぶつけない限り、壊れる心配はまずありません。毎日使ううつわとして耐久性が十分あります。
ちなみに、名前の Doo-Wop(ドゥアップ)は、1950年代からアメリカで流行したグループコーラスの形態で、ザ・プラターズ(『オンリーユー』とか『16トン』とか)ザ・ドリフターズ(志村じゃないほう)、我が朝においてはザ・キングトーンズ(『グッナイベイビー』)、最近では(でもないか)『ランナウェイ』のシャネルズ(のちのラッツ&スター)などが有名です。