シマムラヒカリ 象嵌豆皿 シカ

直径 85mm 高10mm(平らではありません。くぼみがある小皿です)
象嵌は、陶土を彫って文様を作るので、そこに生まれる線はキリッとシャープです。シカの脚の関節のように、細くて硬い質感の表現に適しています。裏の柄は『鱗(うろこ)文』です。釉薬を掛けない『焼き締め』で、サラサラした石の手触りがします。無釉ですが、水分や油脂が染みることはありません。
春日大社の神獣としてシカが有名ですが、シカは古くから日本の各地にいました。石器時代、縄文時代からもっとも食べられた動物はシカだそうです。ある意味とてもありがたい動物ですが、身近すぎて縄文人はシカの土偶を作っていません。北海道の先住民、アイヌ民族は多くの動物や魚、山や川などを神(カムイ)と称えましたが、シカは食料と見られたため、除外されたそうです。ものの見方、区分は時として大きな偏見を生みます。
販売価格 3,300円(税300円)

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関口幸治

店長の関口です。 Web Shop草堂は浜野まゆみ(磁器)、ハラダマホ(練り上げ)、イシバシミキコ(絵ハガキ、手ぬぐい)、石畑哲雄(漆器)、シマムラヒカリ(象嵌)など個性的で魅力ある作品を紹介しています。どうぞ、ご覧ください!