直径238mm 高70mm
サントロフィは4つの翼を持つ、ガーナで伝承されている鳥です(そう聞いて見るせいか、アフリカの染色布に似ている感じです)。人々が平穏でしあわせな生活をおくっていると、サントロフィが姿を現すそうです。鳥の出現が人々の生活ぶりを祝福する、または予言するという伝承、寓話はいろいろあります。森の中で美しい鳥をたまたま見る驚き、それは予言を聞くような神秘を感じるものなのかもしれません。しあわせを象徴する『青い鳥』を探す兄妹の話、世界一美しい鳥といわれるケツァールは中南米の森に棲息して農耕の神の化身と信仰されています。鳳凰の出現も瑞兆といわれています。
サントロフィはガーナで活躍する音楽バンド名でもあります。とてもかっこいい音楽なので聞いてみてください(ハラダさんより)。
大鉢、大皿の類はあまり発表されていませんが見ごたえのある力作が多く、『首飾り』『タマミ』『古代日本』などパワフルな印象です。大きいだけあって様々な意匠が凝らしてあります。大物はえてして成形して焼成までに割れるリスクが多いので労力のわりに報われないのですが、デザイン上ある程度の大きさが必須な時もあり、制作される頻度は少ないのですが『大物』が出現した時はぜひ注目してください。