口径82mm 高94mm
ハラダマホ練り上げの定番とも言える白樺のマグです。破線状のストライプは練り上げの素地を積み重ね、押しつぶす工程でその都度、表情が変わります。同じものが二つとない指紋や鼻紋(牛)のようなものです。今回は規則的に並ぶ細めの線が特徴です。
ハンドルも練り上げの層になっていて、内側の色が毎回変わります。この藤色は最近作った店の手拭いに近い発色をしています。ハラダさんがウェブショップ開店6周年の記念にこの藤色で作ってくれました。陶磁器と手拭いでは素材が異なるので、全く同じ発色ではないにしても「かなり寄せたなあ……」と最初に見たとき思いました。タブレット純のモノマネより似ています(どういう比較だ?)。先日聞いた小林完吾と櫻井よしこ一人二役の掛け合いは笑ったけど、あんなモノマネはタブ純しか出来ないよ(というか、しない)。話が逸れましたが『しか出来ない』という点ではハラダマホの練り上げもその域に達しているのではないかと思います。