302mm×137mm 高20mm
ハラダさんは、木の葉皿に大きめなパターンを採用することが多いそうです。広い面積の木の葉皿に大きな柄を展開するのが好適なのは頷けます。それともうひとつ、そう見えるのは僕だけかもしれませんが、あの形が目に思えてしょうがない。『木の葉皿の模様は目に映った景色』と見えてしまうのです。そうしてみるとフェンス越しに花壇を見ている『園』はますます(?)名作ですね。
話が脇に逸れました。『さなぎ〜羽化』のネーミングも珍妙ですが、不思議なその柄がノビノビ活躍できるのは木の葉皿の広い舞台があったればこそ、と言えそうです。ハラダさんの数あるバリエーションの中の『百貨店の包装紙』グループ(と僕が勝手に名付けている)は浮き浮きした雰囲気が魅力で、『さなぎ〜羽化』にも明るいムードが漂っています。しかし、葉っぱだからさなぎ、なんでしょうか?