ハラダマホ 練り上げカップ『点描湖 岸辺より』

口径82mm 高68mm
点描湖は『岸辺より』と『湖上より』の二種類があります。同じ素地の天地を逆に整形しているのでほぼ同じものに見えますが、上からうつわを覗くと見える模様がずいぶん違います。『岸辺より』は、下の市松模様(波打ち際)がモザイク状に見込みに広がっています。
『点描』で連想するのは印象派の画家、スーラの点描画です。多くの印象派画家が点描画を手掛けていますが、スーラは点描に特化しています。中でも『グランド・ジャッド島の日曜日の午後』は、どなたも一度は銀行のカレンダーなどで見たことがある有名な大作です。ハラダさんが『点描湖』という題名を思いついたときにスーラを思い浮かべていたか?不明ですが、光のきらめきを感じさせる色使い、やわらかな空気感は共通しているように思われます。スーラは素描や下絵を入念に繰り返し、その後に制作に入ったそうですが、図案作成に長い時間を費やすハラダさんのスケジュールによく似ています。
販売価格 8,250円(税750円)

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関口幸治

店長の関口です。 Web Shop草堂は浜野まゆみ(磁器)、ハラダマホ(練り上げ)、イシバシミキコ(絵ハガキ、手ぬぐい)、石畑哲雄(漆器)、シマムラヒカリ(象嵌)など個性的で魅力ある作品を紹介しています。どうぞ、ご覧ください!