口径60mm(底の径36mm) 高58mm
マグカップの『干潟』と使用している色は同じですが、ぐい呑みは大きな菱形の分割が印象的です。それと細い緑の線が目を惹きます。わんわんわんと繰り返す感じが、海面に揺れる波紋みたいです。
マグの説明に書きましたが、有明海で養殖される海苔の筏のイメージが『干潟』の由来です。そうしてみると、マグとぐい呑みが『干潟』のイメージをそれぞれ補完しているようにも見えます。
色の感じは『竹』のぐい呑みに似ています。このぐい呑みも外見と中の模様がぜんぜん違ったもののように見えます。ハラダさんの練り上げが他の作家のものと大きく違う、ひとつの特徴になっています。