口径58mm 高72mm
下絵付け、上絵付け、金彩、化粧土の型紙摺り、陽刻、陰刻など様々な加飾方法に長けた浜野さんが『なにも描かない、彫らない』うつわを時々作ります。模様や絵柄が消えると、面のつくりの上手さバランスの良さがいっそう際立って、うつわそのものが持つうつくしさがはっきり現れます。
この白磁六角猪口はひとつひとつの面が僅かに膨らんでいます。そして面の接した角はキリッとしています。手作りの生む柔らかさと、シャープな造形の織り成すコントラストが印象的です。
似たかたちの猪口、ぐい呑みは数多くあるでしょうが、ひとつ持つならこれでしょう!