口径60mm(底の径36mm) 高58mm
個人的感想ですが、カップ&ソーサーや大きめのマグ、ぐい呑みなどにユニークなものが多いと思います。模様の成り立ちが独特ですが、一回しか作らないという稀少性もあります。ピエロやアルマジロ(カップ&ソーサー)、フィルムや砂丘(ぐい呑み)、イーグルやせんば山には(大きめのマグ)など。最近はあまり作りませんが、デミタスのカップ&ソーサーにもカーニバルとか古代とかフレンチとか、ほかとぜんぜん似ていない印象的なものが多かったと思います。
それ以外のアイテムでも、ハラダさんの練り上げは一回きりというデザインが大多数です。サザナミは繰り返し製作していますが、そのたびにパターンが変わります。名前が同じで中身が変わるとはなんちゅうことですか?ハラダさんの練り上げは実用的なうつわのシリーズというより、一個一個がハラダマホの独立した作品、と思ったほうがいいです。アートがたまたま(?)カップや皿のかたちをしている、というか。
そんな中でも『トルファン』は特に珍しい変わった柄だと思い、その旨を作者に伝えましたが「えー、そんなことないよ」と一蹴されました。ま、ハラダさんの意見も個人的感想、ということで……。