イシバシミキコ 額絵『シロハラ』98×98mm

和紙 墨
額のサイズ:98mm×98mm×24mm 
絵のサイズ:50mm×50mm
シロハラという体長24cmの野鳥です。インターネットで調べると、どのサイトも一律に『体長24cm』となっています、なぜでしょう?……。というようなネットで得た知識を下地にして書くので、その程度に正しい記事と思し召しください。
わが国には10月下旬頃に中国北東部、ロシア沿岸部(ハバロフスクとかウスリー江とか懐かしい地名が出てきた)から渡って来る冬鳥です。近い種のツグミと似ているが、胴体が虎斑のツグミに対して、白い腹が(シロハラだけに)特徴的、とそのくらいツグミに似ているのでしょう。野鳥を獲る猟師が「ツグミかと思ったらシロハラか……」とか言って、それで付いたような名前です(個人の感想です)。種の個別認識については、捕獲狩猟の現場に携わる者が誰よりも詳しい、ということは言えそうです。
シロハラは道に散った落ち葉をクチバシでつついて、隠れた虫を捕食する『落ち葉返し』と呼ばれる芸を持っています。くノ一忍法落ち葉返し、とかありそう。ヤマガラは木の実を器用につつく特技を活かしておみくじを引く神職?に就きました。シロハラの落ち葉返しもナカナカのものだと思いますが、特殊技能に昇格するにはちょっと乱暴かな?
イシバシさんが描いたシロハラは星の入った黒目が可憐ですが、クチバシや脚のツメが鋭く尖っていて精悍です。はずむような野性のエネルギーが漲っています。身震いして今にも飛び立ちそうな躍動感に満ち満ちています。紙の白を生かしたグラデーションの描き分けは、職業画家ならではの腕前です。藍色の厚紙でマウント加工が施されています。木のフレームにメタリックな質感を出す塗料が塗られていて、精悍な印象を強めています。

※宅急便コンパクトがご利用いただけます。
販売価格 11,000円(税1,000円)

作家から探す

グループから探す

コンテンツ

ショップについて

関口幸治

店長の関口です。 Web Shop草堂は浜野まゆみ(磁器)、ハラダマホ(練り上げ)、イシバシミキコ(絵ハガキ、手ぬぐい)、石畑哲雄(漆器)、シマムラヒカリ(象嵌)など個性的で魅力ある作品を紹介しています。どうぞ、ご覧ください!