長さ:235mm(大) 215mm(小) 材:鉄木 拭き漆仕上げ
『新手彫り』とともに新しく草堂のラインナップに加わったのが、この『おぼろ彫り』です。全体の印象が『四方胴』に似ていて、握ってみると『手彫り』に近い感触です。ざっくりした素朴な造りのようですが、見た目と違ってとても扱いやすい、それは大黒屋のどの箸にも言える特長です。『喰い先』と呼ばれる先端部が細いだけでなく、ものがつまみやすいように『面』が作られているのも共通しています。
四方胴と仕上げの雰囲気が似ているので、おぼろ彫りと四方胴を組み合わせて夫婦箸にするのもいいと思います。
『おぼろ』は漢字で書くと『朧』、春の季語でもあります。菜の花畑に入り日薄れ……の『朧月夜』が、『おぼろ』の代表格といえます。また、白身の魚をすり潰して炒り煮にした、別名『でんぶ』も『おぼろ』といいます。『おぼろ』をのせたご飯を『おぼろ箸』で召し上がってください!
※宅急便コンパクトがご利用できます。