裏面は6枚共通です。
四季の風景の中で猫がのびのびと遊んだり寛いだり、6枚組の絵ハガキです。
日本画の世界では、犬より猫の方がより多く描かれているようです。その中でひときわ有名なのが、竹内栖鳳の『斑猫』です。沼津の八百屋の店先にいた猫に惚れ込んだ(?)栖鳳は、その猫を貰い受け京都に連れ帰り、かの名作をものにしたということです。東京の恵比寿にある山種美術館に『斑猫』は所蔵されています。柔らかな毛の質感が抜群です。文字どおりの猫っ毛。さらにその下の強靭な筋肉まで、手に取るようにわかります。描いた栖鳳は疑いのない名人ですが、栖鳳に名作を描かせた最大の要因は、沼津から連れ帰った猫であることに間違いありません。
猫にはふしぎな力が潜んでいます。猫の手を借りて、良いお便りを書いてみてください!
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