口径121mm 高71mm
良心的に作られた漆器は、使い込むほど様々な表情をあらわし、成長を見る楽しみがあります。その為にも(多少、値が張っても)いいものを長く使うことをお勧めします。石畑哲雄の4寸椀・黒は、そのように付き合うには好適な漆椀、と言えます。
使い始めの頃は光沢を抑えたマットな質感をしていますが、数年を経ると、むしろ新品になったかのような輝きが現れます。下地を作らず、直接に漆を生地に塗り込めているので、実用的にはひじょうに堅牢で、しかもケヤキの美しい木目が楽しめるうつわです。
4寸椀がもっとも一般的な汁椀のサイズです。