口径114mm 高80mm
石畑哲雄の漆椀の中でも3.8寸は『口径に比べて背が高い』『口縁が反っている』と、形に特徴があります。それと、モニター画面でも朱色がこれだけ違って見えると思います。石畑さんの3.8寸椀はいくつか見ましたが、常に濃い色合いでした。それぞれの形に合わせて、漆を少しずつ変えている、と以前うかがいました。
口が少し反るだけで印象がかなり変わるもんだなあ、と思います。陶器ではあまり考えたことはありませんが、構成要素がシンプルな漆器だから、でしょうか。伝統的にある形ですが、モダンな感じがします。
汁椀としてはもちろん、お雑煮やお汁粉、ぜんざいにも似合います。
4寸椀がもっとも一般的な汁椀のサイズです。