ハラダマホ 練り上げ四方皿『サザナミ』

155mm×155mm 高27mm
この配色が『サザナミ』の原型だと思います。最初に大皿が作られて、そのときにこんな色合いでした。以来、色のバリエーションが増えて、柄の変化でも『サンゴ』『ききょう』『新芽』『根子岳』などの分家が生まれ、今やサザナミ一家を成すまでに成長しました。サザナミ一家、磯野家みたいですが。
サザナミは漢字だと『小波』、思い出すのが明治時代の文学者、巌谷小波(いわや・さざなみ)です。当時の文学界の大ボス、尾崎紅葉に師事して小説を数編発表するもヒットせず、児童文学方面に転身。純情でセンチメンタルな性格の巌谷青年には子供向け文学のほうが合っていたらしく、この世界のパイオニアと称賛されるほどの実績を残しました。『桃太郎』『花咲じじい』『舌切り雀』など誰もが知っている童話は、そのほとんどが巌谷小波によって翻案脚色されたものです。小波は青年時代に手ひどい失恋をして、それをボスの紅葉に相談したところ、紅葉は子分の打ち明け話を見事な小説に描き上げ、それが『金色夜叉』でした。うーん、人間の厚みというか迫力というか、この逸話だけでも親分と子分の差を感じます。
販売価格 10,800円(税800円)

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関口幸治

店長の関口です。 Web Shop草堂は浜野まゆみ(磁器)、ハラダマホ(練り上げ)、イシバシミキコ(絵ハガキ、手ぬぐい)、石畑哲雄(漆器)、シマムラヒカリ(象嵌)など個性的で魅力ある作品を紹介しています。どうぞ、ご覧ください!