ハラダマホ 練り上げ中皿『撮ります撮ります』A

直径130mm 高30mm
撮ります撮ります。この語感にピクッ!と反応したあなたは、実年齢はともかく精神年齢が50代オーバーです。free style furnitureの今井さんに「マホちゃん、古いよ〜」と言われたそうです。この題名が昭和40年代に一世を風靡したコント55号、欽ちゃんの無茶振りに追い詰められた二郎さんが咄嗟に繰り出したギャグ「飛びます飛びます!」のオマージュであることは間違いありません。そのコントは欽ちゃんこと萩本欽一が飛行機操縦士養成の教官、二郎さんこと坂上二郎がその生徒という設定でした。様々に変化する状況を矢継ぎ早に教官から伝えられ、二郎さんが汗だらけになって付いていく。教官に「飛行機を早く飛ばせ、早く早く!」と煽られて、二郎実習生は両指で作った飛行機(人差し指と小指を立てたキツネですが)に向かって名ゼリフ「飛びます、飛びます!」を絞り出したのだった。欽ちゃんが後々シロートいじりを得意としたのも二郎さん相手に腕を磨いていたからだと思います。二郎さんは歌手になりたくて上京したので、お笑いで売れた後でもコントをしている自分に照れている感じで、それが欽ちゃんと好対照でコンビを魅力的に見せていました。二郎さんは後に待望の歌手デビューして(代表曲『学校の先生』)俳優としても活躍しました(代表作『夜明けの刑事』)。
撮ります撮ります、にさっそく反応してしまったのは僕かもしれません……。皿の中央にあるのはコント55号と同時代に販売されていた一眼レフカメラです。ペンタプリズムとその周辺に機種を特定するヒント(?)があります。
販売価格 13,200円(税1,200円)

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関口幸治

店長の関口です。 Web Shop草堂は浜野まゆみ(磁器)、ハラダマホ(練り上げ)、イシバシミキコ(絵ハガキ、手ぬぐい)、石畑哲雄(漆器)、シマムラヒカリ(象嵌)など個性的で魅力ある作品を紹介しています。どうぞ、ご覧ください!